クリエイティブ・ジャーナリングとは？

クリエイティブジャーナリング（creative journaling）は、フランス語の journal créatif に由来する、自己成長のためのメソッドです。
一見すると日記に似ていますが、心理学の要素を取り入れ、創作活動を通じて心と向き合う点が大きな特徴です。
このメソッドを考案したのは、カナダ・ケベック州のアートセラピストであり著述家でもあるアンヌ＝マリー・ジョバン。彼女は自己理解や成長をテーマに複数の著書を執筆し、クリエイティブジャーナリング専門のトレーニングセンターも設立しています。
クリエイティブジャーナリングは、単なる日記ではなく、「書くこと」「描くこと」「コラージュすること」など、自由な自己表現を通して心を解きほぐすアートセラピーのひとつ。カランダッシュと一緒に、クリエイティブ・ジャーナルをはじめてみませんか？

クリエイティブジャーナルは、感情や考え、アイデア、絵、思い出などを自由に記録する場所です。
言葉だけでは表現しきれないときは、絵や色、コラージュで気持ちを可視化することができます。

• 書く：日々の出来事や思いを自由に書き出す

• 描く：イラストや絵を描いて表現する

• 塗る：水彩やパステルで色をのせる

• コラージュする：写真や切り抜きを貼って感情を可視化する

• 書道・カリグラフィー：文字そのものをアートとして楽しむ

ジャーナルは“作品”ではなく、あくまで「自分を知るための実験室」。仕上がりよりも「過程」を楽しむことが大切です。

描く、貼る、書く――さまざまな方法で自分を表現することで、眠っていた創造性が自然と引き出されます。色や形、言葉に触れる時間は、想像力の源泉を解放するきっかけになります。
 

アートセラピーは、内面を見つめ直す時間を提供してくれます。
書くことや描くことを通じて、心の奥にある言葉や感情をすくい上げることで、自己理解が深まります。瞑想やカウンセリングのように、静かに自分と向き合う時間になります。
 

創作することは“心の逃げ場”にもなります。
その日に感じたことや考えたことを書き出すと、頭の中が整理され、ストレスや不安が和らぎます。ジャーナルは、日常から離れて“自分だけの安全なスペース”を持つためのツールでもあります。

クリエイティブジャーナリングは、大人から子どもまで誰でも始められます。
アーティストである必要も、絵が得意である必要もありません。
大切なのは「うまく描くこと」ではなく、「自分らしく表現すること」。
結果ではなく、過程を楽しむことが目的です。
こんな方におすすめです：

• 創造力を取り戻したい

• 書くこと、描くこと、コラージュが好き

• 自分をもっと知りたい、感情を整理したい

• スケッチブックやジャーナル
白紙タイプなら絵を描きやすく、横罫タイプは文章中心の人におすすめです。

• 描く・書くための画材
色鉛筆、ペン、フェルトペン、パステル、絵の具、ハサミ、のりなど、お好みに合わせて自由に組み合わせましょう。

カランダッシュでは、クリエイティブジャーナリングをより楽しむためにおすすめの画材があります。

 

どこでも手軽に水彩表現が可能なポンプ式水筆ペン3本セットは、ラージ・ミディアムとフェルトペンタイプの3種で、さまざまな表現ができます。

 

水に溶けるフェルトペンで、鮮やかな発色と水彩効果を両立します
 

混色や重ね塗りに最適、色鉛筆の表現と水彩表現どちらでも使えるスプラカラーソフト色鉛筆。ネオカラーと一緒に使うとさらに表現の幅が広がります。

 

やわらかなワックスパステル『ネオカラー』は、紙以外にも使えます。水に溶かして水彩絵の具のようにもできます。鮮やかな発色でコラージュ表現にも最適。

 

ざらざらとした面で水溶性の色鉛筆やパステルの顔料を削ることで、絵具のように使うことができる便利なパレットです。

「クリエイティブジャーナル」は、あなた自身と向き合うための一冊です。
さあ、ページを開いて、自由な表現の旅へ。